「ふぅん…コクられたんだ」 「な、なによ…悪い!?」 ほんの少し戦闘モードに突入。 少しずつ間を取っていく。 「何も言ってねぇだろ。 ただアイツも趣味悪ぃなーと思っただけ」 「はぁー?喧嘩売ってんの!?」 「べつに」 てっきりまた何か言ってくると思ったけど、予想に反して何も言ってこなかった。 なんだか驚き。 そして咲間は私の方を見ることなく、なぜか日陰に置いてあった鞄を肩にかけると、そのまま屋上の扉を開ける。 そしてそのまま1度だけくるりと振り返り、 静かな眼差しで私をみてくる。