お兄ちゃんと話していると目の前に美味しそうなトーストが出された。
「わぁー、美味しそう!」
トーストの上には目玉焼きとベーコンが乗っていて良い香りが漂う。
「いっただきまーす」
うーん、おいしい!
もぐもぐとトーストを咀嚼していると、インターホンが鳴った。
「美瑚!夏夜ちゃんきたわよー」
「ゴクッ。行ってきます!」
黒のソックスを履いて玄関に向かうと後ろから「あんたハミガキは?」とお母さんの声が飛んできた。
それに「学校でするから」とだけ返すと鞄を掴んで外に出る。
「30秒!」
笑いながら言った目の前の黒髪ストレートの美少女こそ、私の親友の橘 夏夜。


