俺様悪魔VS僕系天使



えと…つまり、それがいま彼の手の中にあるということで…。


「誰だかな。こんな告白するやつ」


(~っ)


どうしよう、どうやって取り返そう。


「…か、返してっ」


手を伸ばして取り上げようとするも、
あっさりとそれをかわされる。

しかも身長差っていうものも、当然ながらあるもので――…。


「返して欲しい?」


ニヤッと意地悪く笑った咲間くん。


もうもうなんなの!

こんな人、人間じゃない!

鬼だ!悪魔だ!


「あたりまえ。
じゃなきゃ、こんな一生懸命にならない」


「じゃあ、返してやるよ」