ぐいぐいと引っ張ってこられたのは徒歩で10分ほどの所にある小さな公園。
「なんで公園?
てか、爽くんは……」
「うるせー黙ってろ」
あーはいはいそうですか。
それなら黙っといてあげますよ。
ほんと、コイツはどこまで俺様なんだか。
でも本当に爽くんどこに行ったんだろう。
気がついたらいなかったし。
「痛っ」
ピリッとした電気のような痛みが首元に走る。
「あ、少し痛いかもしんねぇ」
「遅いわあほ!」
そういうのは普通する前に言うでしょうが。
「てか、何やってんの?」
「ああ?」
咲間がじろりと睨む。


