咲間にお姉さんなんていたんだ。 「お前とコイツの監視を頼んでた」 「美瑚ちゃーんっ」 咲間の後ろから手を大きく振りながら小走りで来る1人の女の人。 ウェーブがかった漆黒の髪の毛 髪の毛と同じ漆黒の瞳 つやつやの唇 「間に合ったみたいでよかったぁ!」 待って、この人って確か。 「――櫻奈さん?」 たこやきの屋台やってた櫻奈さんだ。 「そうだよ! 無事そうでよかった!」 豊満な胸を強調するように抱きついてくる櫻奈さん。 「あの。なんで櫻奈さんが……?」