「お待たせ…って、あれ?田中くんは?」
戻ってみると、田中くんの姿がどこにも見当たらない。
あれー?と首を傾げていると横から手が伸びてきてひょいっとココアを取った。
「あ。それ、私のココアー!」
「うるせぇ。
俺はミルクティーよりココア派なんだよ」
1番は はちみつ牛乳だけどな、と付け足した咲間。
いやいや、そんなの知るか!
と、叫んでやりたい。
「アイツなら帰ったぞ」
「え、そうなの?」
せっかく飲み物買ってきたのになぁー…。
「それアイツの?」
咲間が私の手の中にあるお茶を指さす。
メニュー