なんの為の世話係だ、と放たれた言葉に少しだけイラッとする。
鞄から財布を取り出して、しぶしぶ近くの公園まで駆け足で向かった。
「ほんっっと、なんなのよ!」
久しぶりに顔を見たと思ったらこれだ。
あいつは私のことをばかにしてるの?
「何が世話係よ。
ただのパシリじゃん!」
それに望んで世話係になったわけではないし!
「ああもう、イライラするぅーっ!」
お金を入れると自動販売機のボタンに明かりがつく。
あ、私はココアにしよう。
田中くんは…お茶でいいかな?
「そういえば咲間は何飲むんだろ…」
確か学校ではちみつ牛乳飲んでたっけ?
「…うーん、ミルクティーでいっか」
ガコンっと飲み物が出てくる。
それを腕に抱えて、2人の元へと戻る。


