「はー、マジ疲れた…」



そう言いながらあたしの隣にドカって座った。
触れるか触れないかの距離にドキドキする。



「仕事、忙しいの?」



「んー…まぁねー」



そう言いながらけだるそうにネクタイを緩める。



隼人も大人なんだなって思う瞬間。
かっこいいなって思う瞬間。



「なに?見とれちゃった?」



そう言ってケタケタ笑う隼人がやっぱりかっこよかった。