いちばん。

午後6時を回ったところで隼人からの返信が来た。



携帯の着信音にびくっとした。



《わかった。行くよ!今日は定時で帰れそう》



メールを読んだ瞬間やっとひいてきたはずの涙がまた溢れだした。



今日会ったら終わるんだ。
本当に終わるんだ。



荷物を返して、ちゃんとバイバイを言って…。



こんな時に限ってなんでちゃんと来てくれちゃうの?



明日だったらあたしの決意は揺らいで結局言えないかもしれないのに。



今日だったら、ちゃんと言うって決めたんだ。