いちばん。




「……っ沙桜!」



「はっはい?!」



やばい…。
またぼーっとしちゃってた。



なぜか賢ちゃんのサークルの飲み会にいるあたし。



『隼人くん以外に好きな人出来ればって思って!頑張って!』



そう無邪気に笑う礼美に、本当は色々と言ってやりたいことはあったけど、



あたしを思って連れてきてくれたのかなって思うと、そのことがやっぱり嬉しくて、あたしは何も言えなくなった。



「沙桜、つまんない?」



「そっそんなことないよ?」



すっするどい…。
顔に出してるつもりはないのに。



ごめんね、礼美。