いちばん。



―――…





いつの間にか眠っていたみたいで、携帯の着信の音で目を覚ました。



【着信 礼美】



「礼美?」



「沙桜?どこにいんのよ!?授業とっくに終わったよ?」



その言葉に慌てて時計をみた。



…やば。



「ごめんっ!すぐ行く!」


電話を切って、ひとつ深呼吸をしてから礼美のいる場所へと急いだ。