しかし
そんな願いは叶わず
ハタは静かに続ける。
「…こんな近くにいて
こんなそばにずっといるんに…何で気付かへんの?」
ハタは熱い視線を私に向けたまま
目を細めて
眉間にシワを寄せる。
(-------!)
あの時の…
ハタと帰ってきた日の
圭斗と同じ目。
あの苦しそうな瞳と、同じ-------。
-------ドクッ…
心臓が今日1番
嫌な音を立てて鳴る。
…やめて
ハタやめて…
「俺は……」
ダメ……
それ以上言っちゃ…
「俺は……
ずっとユカリが好きやった。」
(----------…!!)
私の中で
全てが崩れて行く音が
聞こえた---。

