いつも通りより少し早めに登校。
教室に入れば
案の定私よりも先に前の席は埋まっていて。
「おーはよ!なんや、今日は少し早いんとちゃう?」
といつもの関西弁が聞こえてくる。
そうです、ハタくんです。
「ハタおはよう〜。
今日は少し余裕があったんだ〜。」
「えらい浮かれとるなー。
まったく羨ましい限りやで。」
とハタが言う。
好きな人とお出掛けなんて夢のまた夢やわぁ。
なんて自信なさげの顔をするので
「ハタみたいなイケメンに誘われたら
女の子誰でもついて来るよ。」
さっちゃんは分からないけど。
と言えば
ハタは笑ってありがとうと言った。
そして少しして
さっちゃんが到着した。
片手にはさっちゃんのスペシャルビューティーセット。
それを見て目を輝かせれば
さっちゃんが親指を立ててウインクをしてくる。
「これでヤンキーちゃうかったらと思うと残念やなぁ。」
「秦山しばくよー。」
ハタの言葉を聞き漏らさず
速攻で怖いことを言うさっちゃん。
そして
私はさっちゃんによるスペシャルビューティータイムに入った。

