茶髪男のいうとおりだ。 それなのに、先ほどまで自分は無関係ですといわんばかりにお弁当を食べていた愛音。 てか、愛音は学校で一番美人なんだから、狙われないほうが不自然だ。 「なんなら、かなは理人に任せて、オレが愛音ちゃんを家まで送ろうか?」 はあ? あんたが愛音を? ふざけんな。 「ちょっと」 あたしは茶髪男を睨む。 「なんだよ及川、じゃなくて昭和女」 言い直すな。 「愛音のことはご心配なく」