この学校を出てすぐ? その変質者はずいぶん変わっているね。 女の子を襲うなら、普通人気のないところにするでしょうに。 「まあ、いずれにしてもかなと愛音ちゃん、これからは帰り道気を付けてね」 え?名前ひとり足りなくない? 「え?あたしー?なんで?」 「だから言ったろ、かな。この学校の美女が毎回狙われてんだって」 首をかしげる加奈子ちゃんに茶髪男が言った。 「え、でもさー理人。気を付けるったって何に気を付ければいいの? 襲われちゃったら、抵抗しようにも女じゃ敵わないよ」