「もーいいや。あんね、親戚の話っちゃけど…」

堀井君はあたしと零ちゃんに話し始めた。

「その親戚、幽霊の会社に行ってしまったらしいと!」
「なに?幽霊?」
「なんで?どーゆーこと?」
零ちゃんが興味津々だ。