午後7時。
日はすっかり沈んで、辺りには夜の静寂が訪れていた。

「こんな暗い時に入ってったと?」
堀井君が新さんに訊いた。
「だって上司が今日中に渡してこいって言うけん。」

そんなことが普通あり得るか?(笑)