私の見つけた昼の仕事っていうのは
スーパーのレジ。
キャバクラを辞めたのが5月27日
今のスーパーに来たのが6月27日。
2日目の出勤の日
私は後に誰よりも大切になる人と出逢った。
第一印象は…
よく分からないの(汗)
一目惚れしたこと無かったから分からなかったけど
あれが一目惚れだったのかな。
私は好意を寄せられて初めて意識して
それから好きにしかなったことしか無くて
あんな風にパッとみて言葉が出なくなるように
見惚(みと)れたのは初めてだった
綺麗…と思ったのか
素敵とか、かっこいい、とか
きっと全部だと思う
惹かれた事すら気づかないくらい
時間が止まったような
初めての感覚でした。
裏で会った時にテンパって
話しかけたこともあったの。
後から聞いた話彼はその時
『なんかすごい人来たな(笑)』って
思ったんだって。
元気な人って印象だったみたい。
それから
彼がバイトの日店内で品出しをしてる姿を見かけると
胸が弾むようになったの。
裏で会えば
必ず私から挨拶をした。
やけに愛想よく挨拶するから
私が彼を気になってることバレちゃってるかな?って
ちょっと心配になったけど…
私は挨拶は誰にでもするタイプだから
怪しまれては無かったみたい。
これも後から聞いた話。
彼は普段は無表情で、人見知りなんだなぁって感じだった。
でもこんにちわ!って声をかけると
ちゃんと目をみて挨拶を返してくれてたの。
だんだん
挨拶だけでも交わしたいと思うようになった。
すれ違えた時は嬉しくて
ぱぁーっと心が晴れる感覚になったんだ。
家政婦として囲われて友達とすら関係を絶たされて
働くだけの毎日が
彼のお陰であっという間に楽しくなった。
東の方へ西の方へ…南へ、北へ
狭い部屋の中で
窓を磨いて床を磨いて
庭を手入れして
ただなんでこんな所でこんな事してるんだろうって
思いをぶつけてた。
職場と家が私の世界
七夕に死にたいなんて願ったり
もう私はここで働いておばさんになって
恋もできなくて
友達とも遊べなくて
あっという間にシワシワになって
死んでいくのかなって諦めてた。
一度きりの人生、
これが私の人生なのかなって。
でも本当は逃げだしたかった。
けど一人じゃ逃げれなかった。
キャッシュカードも奪われてたから
お金も取り戻せなかった
正直いく宛もなかった。
家にも居たくなかったし
仕事もまだ慣れなくて居心地いいとは言えなかった。
でも
彼が私の心の中に残るようになってから
早く仕事に行きたくて
今日は居るかなぁ?とか気付いたら彼の笑顔や声、
姿を考えてばかりで。
…あれ?恋ってこんな感じだったっけ…?
彼のこと…私好きなのかな…?
しばらくはこの小さく小さく育っていった
灯を少し迷いながらだけど胸の中でキュッと
抱いていることにしたの。
まだ誰にも言えな気持ちを…。
そう、私は片想いをしていた。
スーパーのレジ。
キャバクラを辞めたのが5月27日
今のスーパーに来たのが6月27日。
2日目の出勤の日
私は後に誰よりも大切になる人と出逢った。
第一印象は…
よく分からないの(汗)
一目惚れしたこと無かったから分からなかったけど
あれが一目惚れだったのかな。
私は好意を寄せられて初めて意識して
それから好きにしかなったことしか無くて
あんな風にパッとみて言葉が出なくなるように
見惚(みと)れたのは初めてだった
綺麗…と思ったのか
素敵とか、かっこいい、とか
きっと全部だと思う
惹かれた事すら気づかないくらい
時間が止まったような
初めての感覚でした。
裏で会った時にテンパって
話しかけたこともあったの。
後から聞いた話彼はその時
『なんかすごい人来たな(笑)』って
思ったんだって。
元気な人って印象だったみたい。
それから
彼がバイトの日店内で品出しをしてる姿を見かけると
胸が弾むようになったの。
裏で会えば
必ず私から挨拶をした。
やけに愛想よく挨拶するから
私が彼を気になってることバレちゃってるかな?って
ちょっと心配になったけど…
私は挨拶は誰にでもするタイプだから
怪しまれては無かったみたい。
これも後から聞いた話。
彼は普段は無表情で、人見知りなんだなぁって感じだった。
でもこんにちわ!って声をかけると
ちゃんと目をみて挨拶を返してくれてたの。
だんだん
挨拶だけでも交わしたいと思うようになった。
すれ違えた時は嬉しくて
ぱぁーっと心が晴れる感覚になったんだ。
家政婦として囲われて友達とすら関係を絶たされて
働くだけの毎日が
彼のお陰であっという間に楽しくなった。
東の方へ西の方へ…南へ、北へ
狭い部屋の中で
窓を磨いて床を磨いて
庭を手入れして
ただなんでこんな所でこんな事してるんだろうって
思いをぶつけてた。
職場と家が私の世界
七夕に死にたいなんて願ったり
もう私はここで働いておばさんになって
恋もできなくて
友達とも遊べなくて
あっという間にシワシワになって
死んでいくのかなって諦めてた。
一度きりの人生、
これが私の人生なのかなって。
でも本当は逃げだしたかった。
けど一人じゃ逃げれなかった。
キャッシュカードも奪われてたから
お金も取り戻せなかった
正直いく宛もなかった。
家にも居たくなかったし
仕事もまだ慣れなくて居心地いいとは言えなかった。
でも
彼が私の心の中に残るようになってから
早く仕事に行きたくて
今日は居るかなぁ?とか気付いたら彼の笑顔や声、
姿を考えてばかりで。
…あれ?恋ってこんな感じだったっけ…?
彼のこと…私好きなのかな…?
しばらくはこの小さく小さく育っていった
灯を少し迷いながらだけど胸の中でキュッと
抱いていることにしたの。
まだ誰にも言えな気持ちを…。
そう、私は片想いをしていた。
