かれこれ教室へ着く。とりあえず、お手洗いの個室で手紙を、読む。

長谷田優佳里さんへ
はじめて手紙を出しますが、貴女とお会いしていない人間ではありません。
僕は貴女の笑顔に惚れたのです。
彼女になれって言わないので是非お友達となってくれたら嬉しいです。
返事は要りません。

え、意味わかんない。
でもまあ、いっか。
誰が分かんない。手紙が新たな関係を作るかもしれない。