「槇村さん…それ直すの代わろうか?」 後に居たのは竹中 響(たけなか ひびき)さん 私より2コ上でとても、優しい人。 平川とは大違いだ。 「ありがとうございます、お願いしてもいいですか?」 「りょーかい」 私から本を受け取ると、スッと一番上の本棚に直した。