いつも通りの水野君だと思っていたが、助手席に座った彼女の様子がおかしい。
俺が座敷に入った時、水野君と大橋部長には、それなりの距離があった。水野君も落ち着いているように見えた。
そんなに苦もなく、あの場所から退席する事ができたと思ったら、水野君が、大橋部長を黙らせていたとは・・・
しっかりしているように見えて、抜けている。明るく笑っていたと思ったのに、不安げにしている。
水野君から、目が離せない。
今も・・・やはり、大橋部長に何かされたんだ。
「水野君、やっぱり大橋部長に何かされた?」
水野君を見ながら、できるだけ感情を抑えて訊く。
「大丈夫です」
俯いて、首をフルフルと横に振る。
男の俺に、言いたくない事や、話し難い事もあるかもしれない。でも、俺は知りたい。ちゃんと受け止めるから・・・
「水野君。どうしても話したくないなら、無理に聞かないけど・・・話した方が楽になる事も、あるかもしれない」
抑えながらも、想いを込めてはっきりと言う。
俺が座敷に入った時、水野君と大橋部長には、それなりの距離があった。水野君も落ち着いているように見えた。
そんなに苦もなく、あの場所から退席する事ができたと思ったら、水野君が、大橋部長を黙らせていたとは・・・
しっかりしているように見えて、抜けている。明るく笑っていたと思ったのに、不安げにしている。
水野君から、目が離せない。
今も・・・やはり、大橋部長に何かされたんだ。
「水野君、やっぱり大橋部長に何かされた?」
水野君を見ながら、できるだけ感情を抑えて訊く。
「大丈夫です」
俯いて、首をフルフルと横に振る。
男の俺に、言いたくない事や、話し難い事もあるかもしれない。でも、俺は知りたい。ちゃんと受け止めるから・・・
「水野君。どうしても話したくないなら、無理に聞かないけど・・・話した方が楽になる事も、あるかもしれない」
抑えながらも、想いを込めてはっきりと言う。



