「ほのかと、初めて中学で出会って、すぐに仲良くなったな。おとなしそうに見えるけど、ほのかはちゃんと自分の考えを持っている、芯のしっかりした子だった」
薄く笑みを浮かべながら、時折、目を細めて話す斉藤。きっと、心は中学生の頃に戻っているのだろう。
「一年生の6月、ほのかがそっと私に打ち明けてくれたの。憧れている人がいるって・・・」
遠くを見るように上げていた視線を、また少し下げる。
「それが、塚本君だった。な~んだ!ほのかも、みんなと一緒なんだ、てちょっとガッカリした。塚本君、入学した時から目立ってたから」
自分の名前が出てドキッとする。ガッカリって・・・思わず苦笑する。
「でも、ほのかが憧れたきっかけを聞いて、ああ、ほのからしいなって。ただ、塚本君の事を見つめて『笑ってる』『塚本君、また友達にいたずらしてる』そう話すほのかは、本当に可愛くって・・・」
そんな風に見られていたのか・・・恥ずかしいような、照れくさいような・・・
「『いつか、言えなかったお礼を、塚本君に言いたい!』そんなほのかの話を聞きながら、一緒になって塚本君を見ているうちに・・・気が付けば、私も塚本君の事、目で追ってた、ほのかがいなくても。私一人で見かけた時は、ラッキー!なんて考えてる自分がいた」
薄く笑みを浮かべながら、時折、目を細めて話す斉藤。きっと、心は中学生の頃に戻っているのだろう。
「一年生の6月、ほのかがそっと私に打ち明けてくれたの。憧れている人がいるって・・・」
遠くを見るように上げていた視線を、また少し下げる。
「それが、塚本君だった。な~んだ!ほのかも、みんなと一緒なんだ、てちょっとガッカリした。塚本君、入学した時から目立ってたから」
自分の名前が出てドキッとする。ガッカリって・・・思わず苦笑する。
「でも、ほのかが憧れたきっかけを聞いて、ああ、ほのからしいなって。ただ、塚本君の事を見つめて『笑ってる』『塚本君、また友達にいたずらしてる』そう話すほのかは、本当に可愛くって・・・」
そんな風に見られていたのか・・・恥ずかしいような、照れくさいような・・・
「『いつか、言えなかったお礼を、塚本君に言いたい!』そんなほのかの話を聞きながら、一緒になって塚本君を見ているうちに・・・気が付けば、私も塚本君の事、目で追ってた、ほのかがいなくても。私一人で見かけた時は、ラッキー!なんて考えてる自分がいた」



