血だまりの少女


『早く一緒に遊びたいな』

ノートの真ん中に一言書かれているだけで、めくっても白紙のページが続いていた。

何かないかとページをパラパラめくっていると、後ろの50ページほどが接着剤で貼り付けられ、めくれなくなっていた。

見開きにすると、めくれなくなっていたノートの中央がカギの形でくり抜かれていた。

そしてそこにはアンティーク調のカギがはめ込まれていた。

【アンティーク調のカギを手に入れた】

「どこのカギかしら……」

赤野はカギの存在を知らなかったようで、少し驚いていた。

「何も書いてないの?」

カギにもくり抜かれたノートにも、手掛かりになる様な事は何も書かれていなかった。