血だまりの少女


「ァァァアアア゛ッ!!」

「ぅぐッ……ぐぁぁああ゛ッ!!」

イバラが柔らかな肉に食い込む。

更なる激痛に、私と赤野は身悶える。

「んふふ……私の為に死になさい」

愛おしそうに私たちを見上げるアルラウネを強く睨む。

「んふっ……そう。もっと私を憎んで!私をもっと、うら、んで……ッ!?」

アルラウネの体に異変が起きた。

すると拘束していたイバラが解け、私と赤野は地面に落下する。

アルラウネは苦しそうに美しい顔を歪め、眉間にシワを寄せる。