日記は邪魔なので、引き出しの中にしまい、集めた紙を机の上に広げる。
全部で10枚になった。
折笠さんが持っている2枚と、まだ手に入れていない1枚で合計13枚。
天井が落下する部屋に1枚以上ある可能性もあるが、各部屋を調べた感じだと指示紙が元々あった所は他に紙は出てこなかった。
その経験を踏まえると、天井が落下する部屋は1枚だろう。
隠されたヒント次第では、入手しなくても大丈夫かもしれない。
俺は集めた紙を一枚ずつロウソクの炎にかざして炙り始める。
チリチリと焦げる音と臭いが部屋に広がっていく。
紙は焦げていくが、肝心の文字が浮き出てこない。
「そんな……」



