青い扉の部屋では文章の変化が無かった日記に紙が挟まっていた。
【白紙の紙を手に入れた】
その隣の部屋、谷原さんがクローゼットに隠れていた部屋の指示紙を取る。
【バラに栄養をと書かれた紙を手に入れた】
ここまで来ても、まだ折笠さんの姿は無い。
一階で紙があるのは、あと天井が落下してくる部屋のみ。
だがその部屋に折笠さんが監禁されているとは考えにくいし、踏み込んだだけで天井が可動してしまう危険な部屋は後回しにして、先に集めた紙を炙る事にした。
小さなテーブルには水で枯れた黒バラが挿さっている花瓶が固定されている。
作業をするのにはスペースが足りないので、大きな机がある青い部屋に移動した。
椅子に座り、壁のくぼみで部屋を照らしていたロウソクを机の上に置いた。



