血だまりの少女


俺は青い扉を開けて廊下に出て、向かいの図書室の扉を開けた。

初めてこの部屋を開けた時は部屋の中が真っ暗だったが、今はアロマキャンドルと普通の白いロウソクのおかげで、部屋の中は明るかった。

部屋に入り、壁の様な本棚を一つ一つ調べていく。

背表紙を押したり、気になった分厚い本を開いてみるが紙は出てこなかった。

部屋の中央にある四角いテーブルには短くなったロウソクと、小さく消えそうな炎が揺れるアロマキャンドル、黄色の分厚い日誌が置かれていた。

俺はカエル好きの執事の日誌を手に取り、文章の変化がないか確認をした。

『何で私がこの子の面倒を見なくちゃいけないの?』

ページをめくり、知らない文章に驚く。

一度、日誌を閉じて表紙を見る。

「あ、色が違うじゃん」