「お出迎えかよ……」 扉の外では二体の甲冑が私たちを待ち構えていた。 そして甲冑の赤く光る目が、驚く私たちを捉える。 「逃げるわよッ!!」 振り返って右手で赤野の左腕を掴み、下りて来た階段を駆け上がる。 だが、この状況で甲冑から逃れられるわけがなかった。 突然、後頭部に衝撃と痛みが走り、視界が霞んだ私は膝をついて倒れた。 「せき……の……く、にげ……ッ……」 いつの間に移動したのか、一体の甲冑が赤野の背後に立っているのが見えた。 「折笠さんッ!」