血だまりの少女


ギィェエエッ……ギィェェエエエッ!!

どうやら攻撃が効いたようだ。

私は痛みに苦しむバケモノに気付かれる前に、急いで鉄梯子を下りる。

「2、3発は撃つと思ってた」

赤野は下りてきた私の背中を見上げて、意外そうに呟く。

「約束は守るわよ」

踏み外さないように足元を見ていた私は赤野に視線を移す。

「そうみた……ッ!?折笠さんッ!!上ッ!!」

赤野は言葉の途中で目を見開き、私の頭上を指差す。

「なッ!?」