そして赤野は素早く鉄梯子を登り、開いているマスにバラの葉が描かれているピースをはめ込んだ。
カチッ……
天井の扉のカギが開いた。
「見て」
赤野は鉄梯子の上で体を横にずらし、下に居る私に完成したパズルを見せてくれた。
正方形の枠の中に、小さな正方形の板が9枚はめ込まれている。
一枚ずつスライドさせて絵を完成させるパズルだったようで、青い扉や黒い扉と同じバラの紋章が描かれていた。
「この上には何があるのかしらね?」
ラスボスが待ち構えているのかと思えば、人骨の山がいくつもある部屋と仕掛けの付いた天井の扉だけで、拍子抜けしてしまった。
もう扉の先に何があるのか、いくら予想しても外れる気がした。
「予想も出来ないけど、俺が開けるよ?」



