頭蓋骨を振っても、住み着いていた蜘蛛が落ちてくるだけだった。 「何も無さそうね……」 いくつかある骨の山を崩したが、何も見つからなかったので、私は赤野の様子を見に部屋を出た。 すると赤野は既に向かいの部屋から出て、鉄梯子を登っていた。 「あら、もう部屋は調べ終わったの?」 なにやら天井を調べている赤野に声を掛ける。 「骨しかなかったよ……」 そう言いながら赤野は天井を触り続ける。 私は赤野から視線を外し、閉まっている扉を見る。 「天井には何があるの?」