艶やかな瞳が上下左右に動き、イエスは自分の右側に座るユダを発見する。
イエスはテーブルの上に乗せていた右手を、自分の懐に入れ、銀色に輝くナイフを取り出した。
「まさか……」
イエスの行動を悟った時だった。
イエスは立ち上がり、ナイフを振り上げるとユダに狙いを定めた。
そして勢い良く振り下ろしたナイフはユダの首を傷付けた。
瞬間、血を思わせる真っ赤な絵の具が飛び散る。
赤くなったナイフをユダの首から引き抜き、振り上げた腕を再びユダに振り下ろす。
それを何度も繰り返し、その度に赤い絵の具を飛び散らせる。
そして遂にユダの首は、イエスによって切り落とされた。



