コロコロコロコロコロ……
どこからか何か小物が転がってくる音が聞こえてくる。
「あっ!」
棚の上からピンポン玉くらいの艶やかな白い玉が転がり落ちてくるのが見えた。
咄嗟に手を伸ばし、落ちてきた白い玉を掴み取った。
「よし!」
本が落ちてきた時は助けられず、赤野の頭に直撃して痛い思いをさせてしまったが、今度は助ける事が出来た。
「痛っ!」
だが白い玉は1つではなかったようで、後から転がり落ちてきた白い玉が上を見上げていた赤野の額に当たった。
「あ、ごめん……2個だとは思わなくて。大丈夫……?」
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