血だまりの少女


ドンッ…………

体当たりをしていた音が止まる。

「い、居なくなった……?」

赤野の頬に冷や汗が伝う。

「そ、そうみたい……」

隣に居る赤野の顔を見ようと、右側に顔を向けた瞬間だった。

ドスッ

「うわッ!」

「ひゃッ!?」

目の前には鋭く光った銀色の剣が突き刺さっていた。