この世界は実に流動的だ。


恋だ愛だと言ってるそばからもう忘れたいとか言っていたり。

経済だって、円安円高だのと右から左に流れていく。




一体どうやって
こんな曖昧で不安定な世界で、個性を出すのか。

そんな時間はあるのか。






僕はもはや人間というものを模倣しているにすぎない。


僕が潜在的に持っている感情を、僕はあまり必要としていなくなっている。





こんな楽観的とも悲観的とも言える考えを持つ僕はアナクロニズムか。





いや、しかし
僕と他者にたいした差異はない。


なにも特殊ではない、普遍的だ。






僕の人生は、生活は、
平凡で凡庸で陳腐なものだ。