『良かった。 有紗なら絶対幸せに してくれるし』 「お前は、幸せか?」 ふと、彰が真顔で 聞いてきた そんな彰に思いっきり 抱き付いて、 耳元で言った 『これ以上ないくらい 幸せだよ? 世界で一番かも……』 彰も強く 抱きしめ返してくれた ずっと探してきた 幸せの形は、 ここにあった。 彰は私の理想の人。 世界で一人だけの… END