『ちょっと!
いいの?学校で…っ』

「今だけだから」

奈々はそんな彰を
不思議そうに
抱きしめ返した

「…行こうか」

彰の車に乗り込み、
彰の家に向かった

玄関を開けると、
奈々を抱き上げて
ベッドに下ろした

奈々は、え?という顔で
戸惑っていた

そんな奈々を
強引に抱いた

『やっ…彰‥‥?
どうしたの?
なんか今日変だよ?』

「……奈々…っ
愛してる………
…奈々…俺の事…
ハッ……好きか?」

『好きだよっ………
すき…大好き…っ』

その言葉に理性が飛んだ

奈々が凄く愛しい
学生だろうが関係ない
ほかの女じゃ絶対
想えない感情


起きたら奈々が隣りで
気持ち良さそうに
眠っていた

「……強引でごめんな
愛してる」

そうつぶやき、
瞼にキスをした