夜空の星

~羽瑠姫~
次の日、ボクは早く目覚めて弥生の腕から抜けてキスを落として寮を出た。
「好きだよ。弥生。愛してるわ?」
だから、貴方から離れる事を決意する。

もう会う事はないね。

~弥生~
「...い!弥生!」
「あ...」
いつもならぐっすり俺の腕で眠ってる羽瑠姫はいなくて部屋には双子がいた。
「どうした。」
「部屋に手紙が置かれてたの!」
俺は起きて机の上を見ると
「あった...。」
中を見た。
『拝啓愛しの夢川弥生様
おはよ。
もうボクは寮にもいないね。
学校にもいない。
倉庫にも家にも。
病院にもいない。
もう、探さないで?
ボクは弥生に出会って、愛してくれる人が見つかって嬉しかった。
青龍に出会って天龍が笑ってくれるようになった。
ボクは皆がいてくれて嬉しかった。

弥生の事はとても愛しています。
弥生は変態で
勉強できないどうしようもない馬鹿で
優しくて
実は寂しがり屋で
喧嘩が強くてボクの憧れでした。
大輝と付き合ってる時もずっと’夢川弥生’に恋をしていました。
大輝も知ってたよ。
酷いでしょ?ホントに酷い。

弥生はボクがいなきゃ何にもできない人じゃない。
ボクじゃない誰かとキスしたり
ボクじゃない誰かと同居したり
それはそれで嫉妬するかな。

弥生の元から離れようと決意したのは青龍と同盟を組んだ時からでした。
弥生の事が好き過ぎてどうしていいのか分からない。
愛していたわ?誰よりも。
弥生はボクを引き止めてしまう。
だから離れた。
本当の気持ちなんて分からない。
ボクの本当の気持ちなんて。
ボクじゃなく弥生が誰よりも分かってくれた。
気持ちなんて押さえつけておけばいいって思った。
それじゃダメなんだって。
弥生、今までありがとう。
いい人見つけてね。
それと、ごめんね。
西条羽瑠姫より』
「聡は組の方に聞きに言って誠は居てそうな所に探しに行ってくれてる。」
スグに服を着替えて部屋を出た。