~羽瑠姫~
ボクも退院して組の裏切り者も潰した。
次は族の方で闇討ちされてる。
「半分は病院送りってか...。」
ダメだ。ボクのせいだ。
「羽瑠姫...」
「どうかした?侑斗。」
「お願いですから寝てください。」
「最近、寝れないんだ。」
「弥生はどうしたんですか?」
「女とケリつけてるらしい。」
隣の椅子に座った。
大輝が座ってた椅子に。
「景色が変わると思ってた。大輝、ここに座っていっつも前向いてたから...。何も変わんねぇや。」
「羽瑠姫...。」
「最後までボクの事考えてくれてた。そんな奴を生きさせるべきだった。ボクが死ぬべきだった。」
「羽瑠姫っ?!」
倉庫を出た。
雨が降ってるのに。
「ねぇねぇ、雨に濡れたら風邪引くよ?」
「あっちに美味しいお菓子屋があるんだ。行かない?」
「カラオケ行かない?」
「うるせぇ」
「え?」
「うるせぇって言ってんの!」
男を殴って壁にもたれてしゃがんだ。
「アハハッ...」
真っ赤に染まった。初めて喧嘩した時みたいな恐怖がボクにはあった。
「怪物じゃん」
「羽瑠姫っ!」
弥生が目の前に来た。
「お前一人でコイツらを...?」
結構人数いたもんね。
「怖い?」
「別に?早く帰ろう?」
「ヤダ。」
「風邪引くから帰ろう。」
「抱っこ。」
抱っこしてくれて落ち着いて眠った。
「...き、羽瑠姫」
「...」
「風呂入るぞ。体冷える。」
「弥生、抱っこ。」
一緒に入った。
弥生には後ろから抱きしめられてる。
「これからあんな事多くなると思う。自分を責めたらこうなるのはいつもなんだ。別れるなら今のうちだよ。」
「ヤーだね。もう一生手放さない。つか、手放せねぇよ。お前の事。」
「弥生、好き。大好き。ラブ。」
「そりゃどうもー。」
「本当なんだから。」
「疑ってませんー。」
「じゃあ、いいんだけどさ。」
「うん。」
「弥生、食べたい。」
「はっ?」
「弥生を食べたい。」
弥生の下唇を噛んだ。
「美味しい...。」
柔らかくていぃ。
「俺も羽瑠姫の事食ってい?」
「それは、嫌だ。」
「何で?」
「他の女の子の後なんてボク無理。」
「馬鹿野郎。」
お風呂から出てベットに押し倒された。
「ンッ」
「羽瑠姫、愛してる。」
「ボクも弥生、愛してるよ。」
次の日
「体、痛くねぇか?大丈夫か?」
「少し痛いけど大丈夫。」
「飯、どうする?」
「そんなにお腹空いてないね。」
「俺も。」
「弥生」
「ん?」
「ありがとう」
一週間後
光があって眩しいこの倉庫を
闇の世界に連れて行く奴なんて許さない。
絶望なんてさせない。
一度闇を知ったらもう二度と闇を知ることはない。
闇の世界はボクだけでいぃ。
いや、’あたし’だけで。
倉庫の中に入った。
「何、これ」
皆が血だらけで倒れていた。
「侑斗っ!」
侑斗と二人だけの倉庫。
「俺も学校から帰って来たらこうなってて...。」
「とりあえず病院ね。」
全員連れて行って倉庫に戻った。
「青龍は全員...か?」
「双子だけ残ってる。」
「あの二人が...。」
天龍もボクと侑斗だけ。
「総長なんていらねぇなぁ...。この拳で誰も守れねぇんだから。」
「羽瑠姫、自分を責めないで。」
沸々と沸いてくる怒りがボクを狂わせる。
「侑斗、この席に座れ。」
「俺はこれで十分。」
「そうは、いかねぇ。逃げ続けたが今回こそこの席を空席にするわけにはいかねぇから。」
大輝の席に座った。
「どうしてもやりたい事がある。守っておいてくれないか。」
「俺を、一人にしないでください。」
一人に敏感だ。
そんなの分かってるよ。
「お願い。やり残した事があるんだ。」
「俺も一緒に行きます。」
「誰が倉庫を守る?」
「...でも、「闇討ちの犯人は蛇斬。相手を斬るように倒していく。バックに組がついている。その組を押さえてくる。」
抱きついてきたから抱きしめた。
「一人は、嫌だ。」
「双子がいるだろ。」
「羽瑠姫がいい。」
「侑斗、スグに戻ってくる。1日だけ待って。」
「分かった。1日だけね?」
この時、側にいればよかった。
夜になって組の方は潰した。
ブー、ブー、
「はい」
『侑斗までヤラれた。意識不明だ。』
「絶対に戻してやるから。」
病室に行った。
そこには天龍の幹部全員の病室もあった。
「侑斗、起きてッ!ねぇ、一人であの倉庫守れってゆうの?!ねぇっ!侑斗ッ!起きてよッ!」
「羽瑠姫...。」
意識がないのに侑斗を抱きしめた。
「侑斗...一人にしてごめんねっ、」
『羽瑠姫がいい。』
「ボクの所為だっ...総長失格だっ...」
「...。」
「侑斗、起きろぉぉぉ!!!!!」
「う、るせぇ...。」
「侑斗っ!起きた!さなさーん!!起きたよ!」
さなさんは来た。
「目、覚めた。何したんだよ。」
「叫ばれました。」
「診察したいんだけど羽瑠姫、離せ。」
「嫌だ。もう一人にしないから。」
「俺に抱きついてねぇで彼氏に抱きついてこい。」
「弥生?弥生は今寝てる。寝れてなかったんだって。」
「ハイハイ。」
「あー、後でくるわ。」
「すいません。」
「羽瑠姫も寂しいんだろ。」
「あ、待って!さなさん、お願いがあるの。」
「ん?」
「天龍と青龍全員あの部屋に突っ込んどいて。」
「んー...OK。お前のベットの足のところから、全員置いとくわ。」
「ありがとう。」
さなさんは出て行った。
「羽瑠姫、痛いよ...。」
「ごめん...一人にしてごめん...。」
「自分を責めてんじゃねぇよ。」
「ケリつけるから。仇討ってくる。」
「一人で行く気か。」
「うん。」
「流石にそれはやめとけ。相手は強かった。」
「知ってる。」
強くなかったら鈴が倒されるわけねぇもん。あの喧嘩馬鹿の鈴が。
「あ、ボクパパの所行かなきゃ。」
「倉庫、鍵閉めたから。蹴っても開けられないドアだよ。」
「了解。」
ガラッ
「羽瑠姫、双子も来たぞ。」
「蛇斬。許さない...。」
怒りがボクを変えてしまう。
次の日
ボクも退院して組の裏切り者も潰した。
次は族の方で闇討ちされてる。
「半分は病院送りってか...。」
ダメだ。ボクのせいだ。
「羽瑠姫...」
「どうかした?侑斗。」
「お願いですから寝てください。」
「最近、寝れないんだ。」
「弥生はどうしたんですか?」
「女とケリつけてるらしい。」
隣の椅子に座った。
大輝が座ってた椅子に。
「景色が変わると思ってた。大輝、ここに座っていっつも前向いてたから...。何も変わんねぇや。」
「羽瑠姫...。」
「最後までボクの事考えてくれてた。そんな奴を生きさせるべきだった。ボクが死ぬべきだった。」
「羽瑠姫っ?!」
倉庫を出た。
雨が降ってるのに。
「ねぇねぇ、雨に濡れたら風邪引くよ?」
「あっちに美味しいお菓子屋があるんだ。行かない?」
「カラオケ行かない?」
「うるせぇ」
「え?」
「うるせぇって言ってんの!」
男を殴って壁にもたれてしゃがんだ。
「アハハッ...」
真っ赤に染まった。初めて喧嘩した時みたいな恐怖がボクにはあった。
「怪物じゃん」
「羽瑠姫っ!」
弥生が目の前に来た。
「お前一人でコイツらを...?」
結構人数いたもんね。
「怖い?」
「別に?早く帰ろう?」
「ヤダ。」
「風邪引くから帰ろう。」
「抱っこ。」
抱っこしてくれて落ち着いて眠った。
「...き、羽瑠姫」
「...」
「風呂入るぞ。体冷える。」
「弥生、抱っこ。」
一緒に入った。
弥生には後ろから抱きしめられてる。
「これからあんな事多くなると思う。自分を責めたらこうなるのはいつもなんだ。別れるなら今のうちだよ。」
「ヤーだね。もう一生手放さない。つか、手放せねぇよ。お前の事。」
「弥生、好き。大好き。ラブ。」
「そりゃどうもー。」
「本当なんだから。」
「疑ってませんー。」
「じゃあ、いいんだけどさ。」
「うん。」
「弥生、食べたい。」
「はっ?」
「弥生を食べたい。」
弥生の下唇を噛んだ。
「美味しい...。」
柔らかくていぃ。
「俺も羽瑠姫の事食ってい?」
「それは、嫌だ。」
「何で?」
「他の女の子の後なんてボク無理。」
「馬鹿野郎。」
お風呂から出てベットに押し倒された。
「ンッ」
「羽瑠姫、愛してる。」
「ボクも弥生、愛してるよ。」
次の日
「体、痛くねぇか?大丈夫か?」
「少し痛いけど大丈夫。」
「飯、どうする?」
「そんなにお腹空いてないね。」
「俺も。」
「弥生」
「ん?」
「ありがとう」
一週間後
光があって眩しいこの倉庫を
闇の世界に連れて行く奴なんて許さない。
絶望なんてさせない。
一度闇を知ったらもう二度と闇を知ることはない。
闇の世界はボクだけでいぃ。
いや、’あたし’だけで。
倉庫の中に入った。
「何、これ」
皆が血だらけで倒れていた。
「侑斗っ!」
侑斗と二人だけの倉庫。
「俺も学校から帰って来たらこうなってて...。」
「とりあえず病院ね。」
全員連れて行って倉庫に戻った。
「青龍は全員...か?」
「双子だけ残ってる。」
「あの二人が...。」
天龍もボクと侑斗だけ。
「総長なんていらねぇなぁ...。この拳で誰も守れねぇんだから。」
「羽瑠姫、自分を責めないで。」
沸々と沸いてくる怒りがボクを狂わせる。
「侑斗、この席に座れ。」
「俺はこれで十分。」
「そうは、いかねぇ。逃げ続けたが今回こそこの席を空席にするわけにはいかねぇから。」
大輝の席に座った。
「どうしてもやりたい事がある。守っておいてくれないか。」
「俺を、一人にしないでください。」
一人に敏感だ。
そんなの分かってるよ。
「お願い。やり残した事があるんだ。」
「俺も一緒に行きます。」
「誰が倉庫を守る?」
「...でも、「闇討ちの犯人は蛇斬。相手を斬るように倒していく。バックに組がついている。その組を押さえてくる。」
抱きついてきたから抱きしめた。
「一人は、嫌だ。」
「双子がいるだろ。」
「羽瑠姫がいい。」
「侑斗、スグに戻ってくる。1日だけ待って。」
「分かった。1日だけね?」
この時、側にいればよかった。
夜になって組の方は潰した。
ブー、ブー、
「はい」
『侑斗までヤラれた。意識不明だ。』
「絶対に戻してやるから。」
病室に行った。
そこには天龍の幹部全員の病室もあった。
「侑斗、起きてッ!ねぇ、一人であの倉庫守れってゆうの?!ねぇっ!侑斗ッ!起きてよッ!」
「羽瑠姫...。」
意識がないのに侑斗を抱きしめた。
「侑斗...一人にしてごめんねっ、」
『羽瑠姫がいい。』
「ボクの所為だっ...総長失格だっ...」
「...。」
「侑斗、起きろぉぉぉ!!!!!」
「う、るせぇ...。」
「侑斗っ!起きた!さなさーん!!起きたよ!」
さなさんは来た。
「目、覚めた。何したんだよ。」
「叫ばれました。」
「診察したいんだけど羽瑠姫、離せ。」
「嫌だ。もう一人にしないから。」
「俺に抱きついてねぇで彼氏に抱きついてこい。」
「弥生?弥生は今寝てる。寝れてなかったんだって。」
「ハイハイ。」
「あー、後でくるわ。」
「すいません。」
「羽瑠姫も寂しいんだろ。」
「あ、待って!さなさん、お願いがあるの。」
「ん?」
「天龍と青龍全員あの部屋に突っ込んどいて。」
「んー...OK。お前のベットの足のところから、全員置いとくわ。」
「ありがとう。」
さなさんは出て行った。
「羽瑠姫、痛いよ...。」
「ごめん...一人にしてごめん...。」
「自分を責めてんじゃねぇよ。」
「ケリつけるから。仇討ってくる。」
「一人で行く気か。」
「うん。」
「流石にそれはやめとけ。相手は強かった。」
「知ってる。」
強くなかったら鈴が倒されるわけねぇもん。あの喧嘩馬鹿の鈴が。
「あ、ボクパパの所行かなきゃ。」
「倉庫、鍵閉めたから。蹴っても開けられないドアだよ。」
「了解。」
ガラッ
「羽瑠姫、双子も来たぞ。」
「蛇斬。許さない...。」
怒りがボクを変えてしまう。
次の日

