~羽瑠姫~
もう、普通になって寮に戻ってる。
ただね、最近ボクの体がおかしいの。
最近学校にも行けてない。
高熱が続いてる。
ただの風邪かと思った。
でも2週間も続いたらおかしいと思う。
「なぁ、病院行こ?」
「やだ。」
動けないの。
「うーん...」
さなさんを呼んでくれた。
「なぁ、羽瑠姫?喧嘩控えろよ。」
「...。」
「お前の体は喧嘩できる体じゃ、ねぇんだ。」
「さなさん、倉庫行ってもい?」
「あぁ。暖かくしてな。」
「さなさん、」
「ん?」
「苦しくなったら病院行くね?」
「あぁ。」
さなさんは出て行った。
「弥生、倉庫連れてって」
連れて来てくれた。
「顔色良くないですよ?大丈夫ですか?」
「さなさんが大丈夫って言ってくれた。」
「そうですか....。」
「辛くなったら言ってください!」
「寮より、こっちの方が落ち着く...。」
「総長、ごめんなさいっ!」
青龍の下っ端君に頭を撫でられてる。
「嫉妬、しないで下さいね?ジャンケンで勝ったから!」
「...よく分からないがまぁいい。許可。」
落ち着く。青龍と天龍に頭撫でられると落ち着く。弥生が1番だよ?
「華、可愛いっすね!」
「なっ!」
顔が熱くなった。
「天然、可愛いっす!総長が羨ましいっす!」
「コイツはあげねぇ。俺の。」
物じゃあるまいし。
「知ってるんっすけど、可愛いっす。」
「可愛い、可愛いってさっきからっ!」
「華、顔真っ赤っす。」
「口説く気か?羽瑠姫を。」
「口説けると思ってるんっすか?」
「え?無理。1%はいけるかも。こうやって」
キスしてから弥生は耳元でこう言ってきた。
「愛してるぞ。」
って。
「こんな感じで言ったら。」
「総長、せこいっすぅ!!!!!」
と言って顔を真っ赤にして男の子はどこかに行った。
「可愛いね。あの子。」
「やっぱり餓鬼だな。フッ」
ガッシャーン
シャッターを壊された。
「理不尽だ。何故幹部も副総長もいない今を狙ってくる。」
下っ端しか今はいない。
「ねぇ、総長は?」
「うちの総長に何の用事だ。」
「ボクが総長だけど何か?」
腕を引かれてキスをされた。
「んっ...やっ....ちょっ...」
クチュッといやらしい音をたてながら。
「総長、俺らの華さんがっ!」
弥生がガチギレしてる。
「テメェ、よくも俺のモンに手ェ出しやがったな。」
弥生に見せつけるかのようにボクのブラのホックを取った。
「キャァァァ!!!!」
「総長、コレは俺達見せられてるんっすよ!」
「見たくて見てるんじゃないっす!」
「いや、エロいっす....。」
「弥生さん、総長を助けないとっ!」
そんな事言いながら下っ端全員鼻血出した。
「ねぇ、もっとエロい事する?」
「いやっ...。」
「夢川、黙って彼女がヤられる所見る?夢川がするより気持ちいい声出したりして。やばいかもよ?」
弥生がキレて一番怖いのは喋らない。
無言で無表情で目が冷たくなって人を殴る。
弥生は男を殴ってる間に皆の所に行った。
「総長、大丈夫ですか?」
昔みたいに、なってないよね?
男の子が触れてきた。
「触らないでっ!」
「やっぱり...。昔みたいになってます。」
拒絶反応が起きる。
「総長、怖かったですよね....。」
「でも、エロかったっす....。」
「この、ド変態!そんな子に育てた覚えはない!お母さん、悲しい....。」
笑ってるのが一番いい。
「とめなきゃ。弥生っ!」
ボクが呼べばいつも通り来てくれる。
「弥生っ、頭が痛いっ、フラフラするっ」
「弥生さん、コイツの処理は俺がします。総長、病院行ってください。嫌かもしれないですけど。さなさんには言っときますから。」
「病院行ってくる」
「はい。侑斗さん達には言っておきます。安静に。」
「ん。」
「あ、総長」
「ん?」
「エロかったッスっ!」
男の子を蹴って倉庫を出た。
病院に行った。
「また、発作か....。治りそうだったのに....。弥生には?触れるか?」
弥生に手を伸ばした。
「あ、大丈夫だ。」
「弥生、男に触れたらヤバいからその時は羽瑠姫の心癒やしてやって。」
「了解。」
「あと薬。睡眠薬。飲めよ。捨てるなよ?」
「バレてた?」
「さっきゴミ箱にあったし飲んでないの知ってた。」
「寝たら、次の日一生目を覚まさないのかもって怖いの。」
「お前は生きてる。」
「今日は帰るね。」
「また来い。分かったな?」
「うん。」
病院を出て寮に帰った。
「こんな時間だ。今日って会合だったよな?」
「あぁっ!そういえば....。」
会合に行った。
「お嬢、組長は?」
「今日は一人で西園寺に行ってる。会合の進行を頼む、ってメール来てたから。」
「西園寺?」
「そーそー。人数多いのに1人だよ?!なんの為の構成員か...。てか、頼ってくれてもよくね?!」
「似た者どうしですね。」
「水仙組組長も、組長も...。」
「うん...。ちょっぴり寂しいや...。二人の性格が分かってるから。」
「羽瑠姫も一緒だろ。天龍にも青龍にも頼らねぇ。」
「頼るとか甘えるとか、ボクにはよく分かんないや。」
「お嬢...」
「もしもパパが傷一つでも作って帰って来たら相手の命は、ねぇな。」
「お嬢は、怖くないですか?」
「人を殺す事?」
「いえ...死ぬ事です。」
「怖いよ。いつも死と隣り合わせ。天龍、青龍や、水仙組、西条組やその同盟組。皆ボクの家族なんだ。パパが死んだ時皆がいなかったらボクも死んでたから。」
「お嬢....」
「口に出さないだけ本当は感謝してるんだから。」
「お嬢.....!大好きっす!」
「ありがとう。」
ねぇ、皆にしか頼めないの。
「ボクがボクじゃなくなってもパパを守りたいの。だからボクに何かあったらボクの代わりにパパを守ってほしい。」
「お嬢、酷くなったんですか?」
「ううん。もしもの話。ボクは一応組長なんだよ?いつ狙われたっておかしくない所にいるから。」
「世界№1の組。狙われやすいですもんね」
「それに仲間が人質に捕らわれたら自分を見失ってしまう時があるから。」
「知ってる。」
「ボクはパパが副総長だった時から見てる。無理しちゃうトコロも皆をかげから見守る所も。」
「俺っ!噂で聞いたんっす。組長が人を殺したって...。」
「どこからそんな噂がたつのよ。」
「知らねぇっす。でも、「嘘の噂を信じるか、信じないかはキミの自由よ。」
「...。」
「パパが人を殺せると思う?あのヘタレが?ナイナイ。パパの拳を汚す奴はボクが’殺す’よ。例え仲間でもね。」
「お嬢、気付いてたんですか?裏切り者の事...。」
「最近会合出てないから知らないと思った?残念。知ってるよ。ボクの情報綱をナメるなよ?」
「犯人は誰だ。」
「この中にいる。それだけしか言えないわ?今はね。覚えておいて?裏切り者さん。この裏の世界の裏切り行為はとても痛い目見るって事。絶対に殺すから。パパを狙うなんて100万年早いよ。ヤクザの世界の裏切った時にやる事って何やと思う?」
キレた時の口調。関西弁に変わるボクに組長全員顔を青くした。
「どれほど怖いものか、体で覚えさしたるからな。ウチは普通の女子高校生とはちゃうで。」
普通の声のトーンに戻した。
「よし!最近変わった事はない?」
「闇討ちです。」
「闇討ち...かぁ...。犯人は?」
「それが、分からず...。今探しております」
「じゃあ犯人分かったら連絡頂戴!以上!会合終わり!解散!」
もう、普通になって寮に戻ってる。
ただね、最近ボクの体がおかしいの。
最近学校にも行けてない。
高熱が続いてる。
ただの風邪かと思った。
でも2週間も続いたらおかしいと思う。
「なぁ、病院行こ?」
「やだ。」
動けないの。
「うーん...」
さなさんを呼んでくれた。
「なぁ、羽瑠姫?喧嘩控えろよ。」
「...。」
「お前の体は喧嘩できる体じゃ、ねぇんだ。」
「さなさん、倉庫行ってもい?」
「あぁ。暖かくしてな。」
「さなさん、」
「ん?」
「苦しくなったら病院行くね?」
「あぁ。」
さなさんは出て行った。
「弥生、倉庫連れてって」
連れて来てくれた。
「顔色良くないですよ?大丈夫ですか?」
「さなさんが大丈夫って言ってくれた。」
「そうですか....。」
「辛くなったら言ってください!」
「寮より、こっちの方が落ち着く...。」
「総長、ごめんなさいっ!」
青龍の下っ端君に頭を撫でられてる。
「嫉妬、しないで下さいね?ジャンケンで勝ったから!」
「...よく分からないがまぁいい。許可。」
落ち着く。青龍と天龍に頭撫でられると落ち着く。弥生が1番だよ?
「華、可愛いっすね!」
「なっ!」
顔が熱くなった。
「天然、可愛いっす!総長が羨ましいっす!」
「コイツはあげねぇ。俺の。」
物じゃあるまいし。
「知ってるんっすけど、可愛いっす。」
「可愛い、可愛いってさっきからっ!」
「華、顔真っ赤っす。」
「口説く気か?羽瑠姫を。」
「口説けると思ってるんっすか?」
「え?無理。1%はいけるかも。こうやって」
キスしてから弥生は耳元でこう言ってきた。
「愛してるぞ。」
って。
「こんな感じで言ったら。」
「総長、せこいっすぅ!!!!!」
と言って顔を真っ赤にして男の子はどこかに行った。
「可愛いね。あの子。」
「やっぱり餓鬼だな。フッ」
ガッシャーン
シャッターを壊された。
「理不尽だ。何故幹部も副総長もいない今を狙ってくる。」
下っ端しか今はいない。
「ねぇ、総長は?」
「うちの総長に何の用事だ。」
「ボクが総長だけど何か?」
腕を引かれてキスをされた。
「んっ...やっ....ちょっ...」
クチュッといやらしい音をたてながら。
「総長、俺らの華さんがっ!」
弥生がガチギレしてる。
「テメェ、よくも俺のモンに手ェ出しやがったな。」
弥生に見せつけるかのようにボクのブラのホックを取った。
「キャァァァ!!!!」
「総長、コレは俺達見せられてるんっすよ!」
「見たくて見てるんじゃないっす!」
「いや、エロいっす....。」
「弥生さん、総長を助けないとっ!」
そんな事言いながら下っ端全員鼻血出した。
「ねぇ、もっとエロい事する?」
「いやっ...。」
「夢川、黙って彼女がヤられる所見る?夢川がするより気持ちいい声出したりして。やばいかもよ?」
弥生がキレて一番怖いのは喋らない。
無言で無表情で目が冷たくなって人を殴る。
弥生は男を殴ってる間に皆の所に行った。
「総長、大丈夫ですか?」
昔みたいに、なってないよね?
男の子が触れてきた。
「触らないでっ!」
「やっぱり...。昔みたいになってます。」
拒絶反応が起きる。
「総長、怖かったですよね....。」
「でも、エロかったっす....。」
「この、ド変態!そんな子に育てた覚えはない!お母さん、悲しい....。」
笑ってるのが一番いい。
「とめなきゃ。弥生っ!」
ボクが呼べばいつも通り来てくれる。
「弥生っ、頭が痛いっ、フラフラするっ」
「弥生さん、コイツの処理は俺がします。総長、病院行ってください。嫌かもしれないですけど。さなさんには言っときますから。」
「病院行ってくる」
「はい。侑斗さん達には言っておきます。安静に。」
「ん。」
「あ、総長」
「ん?」
「エロかったッスっ!」
男の子を蹴って倉庫を出た。
病院に行った。
「また、発作か....。治りそうだったのに....。弥生には?触れるか?」
弥生に手を伸ばした。
「あ、大丈夫だ。」
「弥生、男に触れたらヤバいからその時は羽瑠姫の心癒やしてやって。」
「了解。」
「あと薬。睡眠薬。飲めよ。捨てるなよ?」
「バレてた?」
「さっきゴミ箱にあったし飲んでないの知ってた。」
「寝たら、次の日一生目を覚まさないのかもって怖いの。」
「お前は生きてる。」
「今日は帰るね。」
「また来い。分かったな?」
「うん。」
病院を出て寮に帰った。
「こんな時間だ。今日って会合だったよな?」
「あぁっ!そういえば....。」
会合に行った。
「お嬢、組長は?」
「今日は一人で西園寺に行ってる。会合の進行を頼む、ってメール来てたから。」
「西園寺?」
「そーそー。人数多いのに1人だよ?!なんの為の構成員か...。てか、頼ってくれてもよくね?!」
「似た者どうしですね。」
「水仙組組長も、組長も...。」
「うん...。ちょっぴり寂しいや...。二人の性格が分かってるから。」
「羽瑠姫も一緒だろ。天龍にも青龍にも頼らねぇ。」
「頼るとか甘えるとか、ボクにはよく分かんないや。」
「お嬢...」
「もしもパパが傷一つでも作って帰って来たら相手の命は、ねぇな。」
「お嬢は、怖くないですか?」
「人を殺す事?」
「いえ...死ぬ事です。」
「怖いよ。いつも死と隣り合わせ。天龍、青龍や、水仙組、西条組やその同盟組。皆ボクの家族なんだ。パパが死んだ時皆がいなかったらボクも死んでたから。」
「お嬢....」
「口に出さないだけ本当は感謝してるんだから。」
「お嬢.....!大好きっす!」
「ありがとう。」
ねぇ、皆にしか頼めないの。
「ボクがボクじゃなくなってもパパを守りたいの。だからボクに何かあったらボクの代わりにパパを守ってほしい。」
「お嬢、酷くなったんですか?」
「ううん。もしもの話。ボクは一応組長なんだよ?いつ狙われたっておかしくない所にいるから。」
「世界№1の組。狙われやすいですもんね」
「それに仲間が人質に捕らわれたら自分を見失ってしまう時があるから。」
「知ってる。」
「ボクはパパが副総長だった時から見てる。無理しちゃうトコロも皆をかげから見守る所も。」
「俺っ!噂で聞いたんっす。組長が人を殺したって...。」
「どこからそんな噂がたつのよ。」
「知らねぇっす。でも、「嘘の噂を信じるか、信じないかはキミの自由よ。」
「...。」
「パパが人を殺せると思う?あのヘタレが?ナイナイ。パパの拳を汚す奴はボクが’殺す’よ。例え仲間でもね。」
「お嬢、気付いてたんですか?裏切り者の事...。」
「最近会合出てないから知らないと思った?残念。知ってるよ。ボクの情報綱をナメるなよ?」
「犯人は誰だ。」
「この中にいる。それだけしか言えないわ?今はね。覚えておいて?裏切り者さん。この裏の世界の裏切り行為はとても痛い目見るって事。絶対に殺すから。パパを狙うなんて100万年早いよ。ヤクザの世界の裏切った時にやる事って何やと思う?」
キレた時の口調。関西弁に変わるボクに組長全員顔を青くした。
「どれほど怖いものか、体で覚えさしたるからな。ウチは普通の女子高校生とはちゃうで。」
普通の声のトーンに戻した。
「よし!最近変わった事はない?」
「闇討ちです。」
「闇討ち...かぁ...。犯人は?」
「それが、分からず...。今探しております」
「じゃあ犯人分かったら連絡頂戴!以上!会合終わり!解散!」

