そんな中、私だけは春雪の姿をどうしてもこの目に焼き付けておきたくて、視線で追ってしまった。
春雪は視線に気づいたのか、私の方を見た。
視線が合う。
私たちはずっと見つめ合ってしまった。
でも春雪の目があまりに悲しそうで。
何かを隠しているようで。
私は視線で問いかけた。
ハル。
何かあったの?
あのバーベキューの日からハルはおかしい。
私に何か隠してるなら、言ってほしい。
ハルのことは何でも知っていたいの。
悩みも、痛みも、傷も、喜びも、幸せも。
2人で分けあいたいの。
お願い、ハル…!!
私はすっと手を上に挙げた。
春雪は嬉しそうな、でも困ったような顔をしてから、私の方へ寄ってきた。
「質問かな」
私は答えずに、問題用紙に走り書きした。
「試験最終日の放課後、話したい。屋上で待ってる」
春雪は、
「ここはね、こうするんだ」
と私のペンを持ち、紙にペンを滑らせた。
「わかった。俺も話がある」
私がありがとうございました、というと、春雪は、
「もう質問はないかな」
と教室を見渡した。
春雪は視線に気づいたのか、私の方を見た。
視線が合う。
私たちはずっと見つめ合ってしまった。
でも春雪の目があまりに悲しそうで。
何かを隠しているようで。
私は視線で問いかけた。
ハル。
何かあったの?
あのバーベキューの日からハルはおかしい。
私に何か隠してるなら、言ってほしい。
ハルのことは何でも知っていたいの。
悩みも、痛みも、傷も、喜びも、幸せも。
2人で分けあいたいの。
お願い、ハル…!!
私はすっと手を上に挙げた。
春雪は嬉しそうな、でも困ったような顔をしてから、私の方へ寄ってきた。
「質問かな」
私は答えずに、問題用紙に走り書きした。
「試験最終日の放課後、話したい。屋上で待ってる」
春雪は、
「ここはね、こうするんだ」
と私のペンを持ち、紙にペンを滑らせた。
「わかった。俺も話がある」
私がありがとうございました、というと、春雪は、
「もう質問はないかな」
と教室を見渡した。

