私たちはまず、バーベキューに必要なバーベキューセットや、炭などを買うことにした。
重いので、春雪がカートに乗せて、一回車まで運んでくれた。
その間、私はあきは姉ちゃんと二人きりだった。
あきは姉ちゃんは春雪がいなくなった途端に態度を変え、
「ちょっと、いろは。どういうつもり?ハルユキにあんまりなれなれしくしないで」
「なれなれしくなんかしてないよ」
「じゃあさっきのは何よ。わざと車にひかれようとして」
「わざとなんかじゃない」
「じゃあハルユキの気を引くため?」
取り合っているのが馬鹿らしく思えるほどだった。
どうしてそんなに春雪を信じようとしないの?
本当に好きなら、どうして信じてあげないの?
私だったら春雪を信じられる。
ずっと、ずっと思ってきたんだから。
私は憤りを覚えながらも、
「…違うよ」
とだけ返した。
あきは姉ちゃんは勝ち誇ったように、
「これからはあんまりハルユキのそばを歩かないで」
私は、黙って静かにうなずいた。
旅行の買い物を終えると、あきは姉ちゃんが、
「結婚したらどんなカーテンを使おうか」
重いので、春雪がカートに乗せて、一回車まで運んでくれた。
その間、私はあきは姉ちゃんと二人きりだった。
あきは姉ちゃんは春雪がいなくなった途端に態度を変え、
「ちょっと、いろは。どういうつもり?ハルユキにあんまりなれなれしくしないで」
「なれなれしくなんかしてないよ」
「じゃあさっきのは何よ。わざと車にひかれようとして」
「わざとなんかじゃない」
「じゃあハルユキの気を引くため?」
取り合っているのが馬鹿らしく思えるほどだった。
どうしてそんなに春雪を信じようとしないの?
本当に好きなら、どうして信じてあげないの?
私だったら春雪を信じられる。
ずっと、ずっと思ってきたんだから。
私は憤りを覚えながらも、
「…違うよ」
とだけ返した。
あきは姉ちゃんは勝ち誇ったように、
「これからはあんまりハルユキのそばを歩かないで」
私は、黙って静かにうなずいた。
旅行の買い物を終えると、あきは姉ちゃんが、
「結婚したらどんなカーテンを使おうか」

