私が春雪と塾の入り口で話していると、校舎から出てきた高校生が、
「あれー、春雪じゃん!!超久しぶりじゃね??」
「おー、桑畑。勉強忙しそうだな」
「ああ、まぁ受験生だからな」
「それもそうだ」
「そういうお前は塾やめて今何してんの?」
「マックでバイト」
「そうかぁ。大変だな」
「まぁ、な」
「金子先生がお前のこと、気にしてたぞ。『春雪が辞めて期待の星がいなくなっちまった』って嘆いてた」
春雪は感情の読み取れない笑みを浮かべて、
「まぁ、そういってもらえるのは嬉しいけどな」
「えっ、春雪、ここの塾に通ってたの?!」
私が口をはさむと、桑畑と呼ばれた高校生は、
「ん、なんだこの子。お前の彼女?」
明らかにバカにしている口調だった。
ムッときたけれど、春雪は、
「まぁ、そんなもんだ」
と言ってくれたのが嬉しくて。
胸が温かくなったんだ。
「じゃ、俺は帰るから」
春雪は私に向かって言った。
「おー、元気で頑張れよ」
「春雪、ありがとう」
「あー、元気でな」
変な春雪。
また明日、会えるのに。
もらったピアスつけて会いに行くのに。
元気でな、なんて。
「あれー、春雪じゃん!!超久しぶりじゃね??」
「おー、桑畑。勉強忙しそうだな」
「ああ、まぁ受験生だからな」
「それもそうだ」
「そういうお前は塾やめて今何してんの?」
「マックでバイト」
「そうかぁ。大変だな」
「まぁ、な」
「金子先生がお前のこと、気にしてたぞ。『春雪が辞めて期待の星がいなくなっちまった』って嘆いてた」
春雪は感情の読み取れない笑みを浮かべて、
「まぁ、そういってもらえるのは嬉しいけどな」
「えっ、春雪、ここの塾に通ってたの?!」
私が口をはさむと、桑畑と呼ばれた高校生は、
「ん、なんだこの子。お前の彼女?」
明らかにバカにしている口調だった。
ムッときたけれど、春雪は、
「まぁ、そんなもんだ」
と言ってくれたのが嬉しくて。
胸が温かくなったんだ。
「じゃ、俺は帰るから」
春雪は私に向かって言った。
「おー、元気で頑張れよ」
「春雪、ありがとう」
「あー、元気でな」
変な春雪。
また明日、会えるのに。
もらったピアスつけて会いに行くのに。
元気でな、なんて。

