春雪はにこっと微笑んで、
「バイト先の同僚にからかわれちゃったよ。『小さな彼女は今日もこないの』って」
かの、じょ…。
顔が一瞬で真っ赤になる。
やだ、彼女なんて。
恥ずかしいよぅ…。
真っ赤になった私の顔を覗き込んで、春雪は、
「何かエッチなこと考えてない?」
と笑った。
ますます顔が熱くなる。
「ばーか、そんなんじゃないよっ」
素直になれない。
はぁ、可愛くないなぁ、私。
春雪は鞄を地面に置くと、何かを鞄の中から取り出した。
ピンク色の桜紙に包まれた、小さな小箱。
薄紫色のリボンがかかっている。
「はい、これ。約束のピアス」
うわぁー!!!!
私は小箱を受け取ると、頬に近づけた。
頬ずりすると胸に抱えた。
「どうした?中身ならちゃんと入ってるぞ?」
もうっ、的外れなんだから。
せっかくの感動が薄れちゃうじゃない。
鈍感だな、春雪は。
「違うよ、嬉しさを温めてるだけだよ」
「なんだ、そうか。まぁ、あんまり高いもんじゃないけどな」
と鼻の頭をぽりぽりかいた。
私はゆっくりとリボンをはずした。
桜紙もゆっくりはがす。
白い箱のふたを開ける前に、目を瞑った。
「バイト先の同僚にからかわれちゃったよ。『小さな彼女は今日もこないの』って」
かの、じょ…。
顔が一瞬で真っ赤になる。
やだ、彼女なんて。
恥ずかしいよぅ…。
真っ赤になった私の顔を覗き込んで、春雪は、
「何かエッチなこと考えてない?」
と笑った。
ますます顔が熱くなる。
「ばーか、そんなんじゃないよっ」
素直になれない。
はぁ、可愛くないなぁ、私。
春雪は鞄を地面に置くと、何かを鞄の中から取り出した。
ピンク色の桜紙に包まれた、小さな小箱。
薄紫色のリボンがかかっている。
「はい、これ。約束のピアス」
うわぁー!!!!
私は小箱を受け取ると、頬に近づけた。
頬ずりすると胸に抱えた。
「どうした?中身ならちゃんと入ってるぞ?」
もうっ、的外れなんだから。
せっかくの感動が薄れちゃうじゃない。
鈍感だな、春雪は。
「違うよ、嬉しさを温めてるだけだよ」
「なんだ、そうか。まぁ、あんまり高いもんじゃないけどな」
と鼻の頭をぽりぽりかいた。
私はゆっくりとリボンをはずした。
桜紙もゆっくりはがす。
白い箱のふたを開ける前に、目を瞑った。

