天紅〜伝説の2人〜





「うぁ゛ー!!総長止めてください!!!」

「俺ら殺られちゃいます!!!」

真っ青な顔で私に駆け寄ってくる2人。

「やばいですって!助けてください!」

『もぅ…何したのよ…』


一体何が起こったのか全くわからないまま部屋に向かう。

チラッと後ろを振り返るとまだ2人はアタフタしている。


『大丈夫。任せて?』

「総長〜本当に本当にお願いしますね!!」


ヒラヒラと手を振ってその場を後にする。