「まぁまず5代目には逆らえねーよな?」
「5代目って弱点なさそうだよね〜」
そうだ。難しく考えても、行くという選択を覆すことは出来ない。
あの大魔王には逆らうことは不可能なのだ。
大魔王で私の親父は
天紅5代目総長 暗毅 凌雅(くらき りょうが)
この倉庫の管理者でもある。
逆らったらこの倉庫はたった1時間で崩壊だ。
「えーそんなこと言っちゃダメだよ!かえちゃんパパ、かえちゃんのこと大好きだからちゃんとお願いすれば大丈夫だよ〜!」
『「「ピュア!」」』
「ん?美桜みんなの所行ってくる〜」
「僕も行く〜」
「あ、俺も大和ぶっ飛ばしにいく〜」
そう言って下に降りていく3人。
幹部室に残った私と白翔。
