「ただいまー…」

「おかえり、学校どう?」

「普通かなー?」


全然普通じゃありません、はい

なんて親に言えるわけでもなく、部屋に行って布団にダイブ

「疲れたなぁ…」

つい、本音

もう拓哉君がイケメン…じゃなくて、勉強しなくちゃなー

なんて思いながらも、する気は一切ない

とりあえずご飯…

今日はいつもより食欲がなかった

なにかがあったというよりも、今日は食べたい気分じゃなくて

恋とかって、もっと単純で簡単だと思ってた

真逆だね

拓哉君は、わたしのことどう思ってるんだろう?

いっつも同じノリでメールが来るから、落ち込んでるとか、そういう喜怒哀楽があまりわからない

色々考えて、力尽き、ベッドの中で夢に入った