その帰りに宇治の夕霧大臣の別荘にお泊りになります。
そこに薫の君がお迎えに上がりました。川向うが八宮のお屋敷です。

天空の源氏が言います。
「ふたりの下心見え見えじゃ」

夕暮れになって管弦のお遊びが始まりました。
八宮邸からお手紙が来ます。