天空に紫の上の声が響き渡ります。 「女三宮様のお輿入れが決まった時には、正直私は心の底から 落胆しました。それはそうでしょう、私は源氏の正妻だと思って ましたからね。源氏もそう言ってたし、みんなもそう思ってたと 思います。