と、まじまじとその声の主を見つめます。
「ええっ!浮舟!」
「ええ、浮島舟子です」
「どうしてここへ?」
「昨日夢のお告げでここにお昼に来て眠っている少年を起こしてあげなさい
って言われました。ちゃんとお礼を言いなさいって」